広告を非表示にする
コメントを書く

2015.9.17

 長い長い実家への帰省からようやく帰ってきた。九日間という期間であったが、体感としては二週間をとうに過ぎるくらいだ。

 実家よりも下宿先のほうが椅子があるだけあって格段に落ち着くし、読書も捗る。
 ようやく「金閣寺」を読了した。この手の純文学は難解で、私にはどれだけ時間をかけても読み解けないような部分が多く、ペースがどうしても落ちてしまう。さらさら読めるものばかりを読むよりもたまにはこうしたものも読んだほうがいいだろうと思ってのことだ。


 また、ジュンク堂限定復刻の「ドグラ・マグラ」を買ってしまった。文庫ですでに持っているので完全なる道楽である。ただ、ちょっと装丁が格好良すぎたのと、数少ない復刻本に選ばれたことからして、買わずにはいられないなと思わされたためである。


 ものすごく面倒なのだけれど、明日は大学に行かなければならない。先輩の相手をしなくてはいけないので、本を読む時間を満足に取ることができないのは非常に残念なところである。

2015.9.15

 実家のネット回線が非常に遅い。そのためにパソコンをつけるのが億劫になってしまっている。シルバーウィーク明けまで規制する計画だったのを早め、明後日には実家に帰るつもりである。


 ようやく読書の習慣を取り戻すことができた、と言っていい。友人と遊ぶ幼児のために月ごとの読書量は100ページを切ってしまっているのが現状であるが、明日には金閣寺を読了できるだろうし、今月の平均は最終的には110ページくらいになるだろう。


 友人と私の下宿先で遊んでいてわかったことに、スピーカーで流している音楽はもう少し音量を上げても大丈夫そうである。話し声のほうが遥かにうるさい。だいたい隣室から聞こえてくる隣人の声の程度からしても、私の流している音楽はまったく聞こえていなかったと言っていいだろう。どうやら人に迷惑をかけていないかと少し神経質になりすぎていたようだ。


 とにかく座椅子しかないのが本当につらい。社会人になったときは日曜大工で大きなテーブルを自作したいと思う。ニトリで三万円位するものが日曜大工だと5000円もかからないのだ。工具の購入等を鑑みても十分に元が取れるようになっているし、二つ作るともっと得である。よってやるべきだと判断。

2015.9.12

 このところ日記を更新していなかった。書くには書くけれども更新するのに億劫で放置する、というパターンは結構多いのだけれど、今回は書きすらしていなかった。だめだめである。


 というのも、実家に学習机がないのである。私にとっては致命的な問題だ。低い机ではどうにも何も手につかない。
 普通に使っているだけでノートパソコンのファンが限界まで回転数を上げて動いていることからも、もうガタが来ているのだとひしひし感じる。

 「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」を読了してからというもの、私の中に純文学ブームなるものが到来しているように思う。「坊ちゃん」、「金閣寺」と続いて、「三四郎」と村上春樹の初期の三作を同時に読み進めていきたいところだ。


 筆者への信頼を取り戻してからというもの、読書は問題なくできるようになった。音楽をかけっぱなしにして、なるべく五感を多く働かせたほうが偉いと勘違いしていたのかもしれない。大いなる誤りであった。